臨床心理学特有の研究法を2つあげてその方法についてまとめてみるよ!

今回は、「臨床心理学特有の研究法」について自分の言葉で説明できるようにまとめていきたいと思います。

臨床心理学特有の研究法として代表的なものは「単一事例実験」と「事例研究」である!

「単一事例実験」とは?

単一事例実験とは、特定の事例を対象として介入の前後を比較することにより、介入の効果を検証する実験方法である!

一般的には、臨床心理学的な介入を行わない時期(ベースライン期)と、介入を行う時期(介入期)において反復測定を行う「反転法」が用いられる。

反転法には以下3つのバリエーションが存在する↓

  1. ABデザイン(介入前と介入中に測定。その変化を介入の効果と捉える。)
  2. ABAデザイン(介入前と介入中と介入後に測定。介入中にはイイ状態になるが、介入を中断するとベースラインに戻る確認をして、介入の継続が効果的であることを明らかにする。)
  3. ABABデザイン(介入前と介入中と介入中断と再介入に測定。介入の再開によって効果が再現されることを明らかにしようとする。)

 また、反転法の各バリエーションを、複数のクライエント、複数の状況、複数の症状などに対し、時期をずらして実施する「多層ベースライン法」を用いることもある。

多層ベースライン法を用いることで、どのような事例にも普遍的に生じる介入効果を見出すことができる。

「事例研究」とは?

事例研究とは、カウンセラーが自分の担当した事例に関し、介入の効果やクライエントの変化の過程について、時間軸に沿って記述する方法である!

この方法は、カウンセラーが関与観察を行い、その様子を間主観的に記述することによってはじめて価値のあるものになる。

そのために、カウンセラーは、クライエントに積極的に関与し、クライエントとの間で共有できる認識を見出し、両者の間に了解を形成するという「間主観」な立場でクライエントを正しく理解することが重要となる。

また、事例研究による知見は、客観性は保証されていないものの、個人個人で異なる問題状況の背景要因を明らかにする手がかりとなったり、事例の個別的側面を検証することができるため、心理臨床のあり方を捉えた「臨床の知」として評価されている。

臨床心理学特有の研究法について自分の言葉で説明してみた結果

【臨床心理学特有の研究法について自分の言葉で説明してみる!】

(臨床心理学特有の研究法にはどんなものがある?)

臨床心理学は、徹底的に実践に特化する「実学」としての側面を持つため、現場で役に立つ知見につながる研究を求めている。

そのため、臨床心理学では、臨床心理学的な介入の効果を検証できる「単一事例実験」や「事例研究」といった特有の研究法が多用される。

(単一事例実験とは?)

単一事例実験とは、特定の事例を対象として介入の前後を比較することにより、介入の効果を検証する実験方法である。

単一事例実験では、一般的に、介入を行わない時期(ベースライン期)と介入を行う時期(介入期)において反復測定を行う反復法が用いられる。

反復法には、ABデザインABAデザインABABデザインなど、複数のバリエーションがある。

また、これら反復法の各バリエーションを複数のクライエント、複数の状況、複数の症状などに対し時期をずらして実施する多層ベースライン法もある。

多層ベースライン法を用いることで、どのような事例にも普遍的に生じる介入効果を見出すことができる。

(事例研究とは?)

もう一つの事例研究とは、カウンセラーが自分の担当した事例に関し、介入の効果やクライエントの変化の過程について、時間軸に沿って記述する方法である。

この方法は、カウンセラーが関与観察を行い、その様子を間主観的に記述することによってはじめて価値のあるものになる。

そのために、カウンセラーは、クライエントに積極的に関与し、クライエントとの間で共有できる認識を見出し、両者の間に了解を形成するという「間主観」という立場でクライエントを正しく理解することが重要となる。

事例研究による知見は、客観性は保証されていないものの、個人個人で異なる問題状況の背景要因を明らかにする手がかりとなり、事例の個別的側面を検証することができるため、心理臨床のあり方を捉えた「臨床の知」として評価されている。

(まとめ)

これらの方法によって臨床介入の効果が検証され、新たな知見が生まれることにより、臨床心理学は発展するのである。

以上、この記事が私と同じように臨床心理士指定大学院を目指していらっしゃる方の参考になりましたら幸いです。

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