「親子並行面接」はどうして必要なの?実施する際の留意点とは?

今回は、「親子並行面接の意義と実施する際の留意点」について自分の言葉で説明できるようにまとめていきたいと思います。

「親子並行面接」とは?

「親子並行面接」とは、主に子どもを主訴とする事例において、親と子どもの両者それぞれに担当のカウンセラーを付け、同時並行的に心理面接を行うことである!

「親子並行面接」が必要な理由とは?

  • 小学生までの子どもは家庭が生活の中心であり、子どもにとって最も強い影響を与える重要他者は親である⇒親との面談が必須!
  • 子ども本人から言語的に得られる情報が少ない⇒重要他者である親からの情報収集が必須!
  • 治療契約の可否について子どもが判断することができない⇒契約は保護者である親と締結する必要がある!
  • 親子であっても別格の人格を持ちそれぞれの苦しみを抱えている⇒親もクライエントになりうる!

「親子並行面接」における留意点とは?

  • 親の子育てを否定せず、子育ての苦しみを受容的にねぎらう必要がある!(親も苦しみを抱えてたからこそ相談室に連れてきているため)
  • 子どものインフォームド・コンセントを得ることを忘れてはならない!(継続支援には子どもの動機付けも必要であるため)
  • 親子並行面接において親を新たにクライエントとする場合、親を主訴とする治療契約を結び直すことが必要である!(治療枠が曖昧になり、望ましい支援ができなくなるため)
  • 親と子の各担当カウンセラーは、緊密に連携し共通の目標・方針を維持することが大切である!(親と子どもそれぞれへの対応がちぐはぐにならないようにするため)

「親子並行面接の意義と実施する際の留意点」について論述してみた結果

【親子並行面接の意義と実施する際の留意点について論述してみる!】

(親子並行面接とは?)

親子並行面接とは、主に子どもを主訴とする事例において、親と子どもの両者それぞれに担当のカウンセラーを付け、同時並行的に心理面接を行うことである。

(親子並行面接はなぜ必要?)

主訴が小学生までの子どもである場合、家庭が生活の中心であるため、子どもにとって最も強い影響を与える重要他者である親との面談が必須となる。

同時に、小学生までの子どもから得られる言語的情報は少ないため、子どもにとって重要他者である親から情報収集することが必須となる。

また、治療契約の可否について子どもが判断することができないため、契約は保護者である親と締結する必要がある。

また、生活を共にする親子であっても別個の人格を持ち、それぞれの苦しみを抱えているため親がクライエントになりうることが考えられる。

このように、子供を主訴とする事例においては、親子の相互作用が関係している可能性があり、場合によっては親もクライエントとなりうることから親子並行面接は必須なのである。

(親子並行面接における留意点とは?)

親子並行面接を行うにあたり留意すべき点として、以下の4つのことが挙げられる。

まず一つ目は、親の子育てを否定せずに子育ての苦労をねぎらう必要があることである。

親も苦しみを抱えているからこそ相談室に子供を連れてきたことを忘れてはならない。

二つ目は、継続支援に対する子どもの動機づけを高めるために子どもからもインフォームド・コンセントを得る必要があることである。

三つめは、親を新たなクライエントとする場合、治療枠が曖昧になり望ましい支援ができなくなることを防ぐために、親を主訴とする治療契約を結び直す必要があることである。

そして最後は、親と子の各担当カウンセラーが綿密に連携し共通の目標・方針を維持することである。

以上、この記事が私と同じように臨床心理士指定大学院を目指していらっしゃる方と共有できましたら幸いです。

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