スクールカウンセラーの教員への心理的援助とは?また、教員への支援を行う際心掛けるべきこととは?

今回は、スクールカウンセラーには児童生徒や保護者に対する支援だけではなく、教師への心理的支援も必要とされていることを踏まえた上で「スクールカウンセラーの教師への心理的援助」そして「教師への支援を行う際にスクールカウンセラーが心掛けるべき事柄」について自分の言葉で説明できるようにまとめていきたいと思います。

スクールカウンセラーと学校の関係とは?

スクールカウンセラーは、学校組織から独立した存在であり、外部の人間である!

そのため、学校組織内の成員である教員と学校組織外の人間であるスクールカウンセラーは、共に専門家であり地位的には対等なので上下関係は存在しない!

スクールカウンセラーの教員に対する支援とはどんなものがあるの?

教員に対する支援1:コンサルテーション(異業種の専門家間で交わされる助言の授受)

【教師に対するコンサルテーションとは?】

異領域の専門家同士である教師とスクールカウンセラーが、互いの求めに応じて助言を行うこと。

【教師に対してコンサルテーションする際に、心掛けるべき事柄とは?】

教師とスクールカウンセラーは専門領域が異なる専門家同士であるため上下関係がないことに注意し、教師の専門性を尊重し、考慮することを心掛けなければならない。

また、教師に対するコンサルテーションは、教師からの求めに応じてなされるものでなければならない。

教員に対する支援2:連携(リエゾン)

【教員とスクールカウンセラーによる連携(リエゾン)とは?】

教員とスクールカウンセラーが役割を分担し、不登校児童への支援を行うこと。

【教員とスクールカウンセラーによる連携(リエゾン)を行う際、心掛けるべき事柄とは?】

スクールカウンセラーは、自分一人で問題解決しようとするんではなく、異業種の専門家である教師の専門性を尊重し、コミュニティとしての活動を意識することを心掛けなければならない。

教員に対する支援3:カウンセリングとエンパワメント

教員の心理的問題への対処もスクールカウンセラーの仕事である!

【教員に対するカウンセリングとエンパワメントとは?】

「カウンセリング」:教員にカウンセラーとしての面接を行うこと

「エンパワメント」:クライエントが自分自身で問題解決する力を獲得できることを目指し支援すること

【教員に対するカウンセリングとエンパワメントを行う際に、心掛ける事柄とは?】

教員に対するカウンセリングとエンパワメントは、教師からの求めに応じてなされるものでなければならない。

学校現場において有効な協働を可能とするためにカウンセラーはどうあるべき?

カウンセラーが学校現場において有効な協働を可能とするためには、日常から学校に密に関わり、教員らと意見交換などを通じて相互理解に努め、信頼関係を築くことが重要である。

スクールカウンセラーの教師への心理的援助ついて説明してみた結果

【スクールカウンセラーの教師への心理的援助ついて説明してみる!(分かりやすい例を盛り込みながら)】

例えば、ある学級でいじめがあり、児童が不登校になってしまったとする。

この場合、スクールカウンセラー(SC)は、臨床心理学的地域援助の実践として、校長や教師などと連携しコミュニティ・アプローチの支援を行うことになる。

そしてその際、児童や学級への関与が最も強いのは学級担任なので、SCは学級担任をコンサルティとしコンサルテーションを実施することが考えられる。

同時に、学級担任はその問題に疲弊したり自己効力感を失ったりしている可能性もあるので、教師に対してカウンセリングエンパワメントを実施することも考えられる。

このように、SCには、児童生徒や保護者への支援だけでなく、教師への心理的支援も求められるのである。

教師への支援を行う際にスクールカウンセラーが心掛けるべき事柄について説明してみた結果

【教師への支援を行う際にスクールカウンセラーが心掛けるべき事柄について説明してみる!】

(学校臨床におけるSCと教師の関係)

学校臨床において、スクールカウンセラー(SC)は、学校組織から独立した存在であり、学校組織内の成員である教員と学校組織外の人間であるSCの間には上下関係など存在せず、地位的に対等な関係であるといえる。

(連携(リエゾン)を行う際に心掛けるべき事柄)

そのため、SCは、自分一人で問題解決しようとするのではなく、異業種の専門家である教師の専門性を尊重し、コミュニティとしての活動を意識しながら連携を深めていかなければならない。

(教師に対するコンサルテーションやインパワメントを行う際に心掛けるべき事柄)

また、教師に対するコンサルテーションやインパワメントも、教師からの求めに応じてなされるものでなければならない。

学校現場においてこのような有効な協働を可能とするためには、SCは、日常から学校に密に関わり、教員らと意見交換などを通じて相互理解に努め、信頼関係を築くことが重要なのである。

以上、この記事が私と同じように臨床心理士指定大学院を目指していらっしゃる方の参考になりましたら幸いです。

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